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大問題:マイニンテンドーストア、オープン初日にアクセス困難なまま、Nintendo Switchのカスタマイズ本体などの予約が終了へ

time 2017/01/27

先日1月23日(月)、任天堂の会員制オンラインストア「My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)」がオープンしました。
マイニンテンドーストアでは新型ゲーム機「Nintendo Switch」本体やその周辺機器、ゲームソフトなどがラインナップされており、My Nintendo会員であれば購入できるという仕組みです。
同日、ストアはオープンしましたが、終日に渡りアクセスが困難なまま、Nintendo Switch本体の在庫が無くなるという事態が発生しました。

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Nintendo Switch

任天堂が発表した新型ゲーム機で、本体とコントローラー(Joy-Con)を分離することができるという特徴があります。本体のラインナップはグレーとネオンブルーネオンレッドの2種類です。
発売日は3月3日で、全国の家電量販店などで予約が1月21日(土)から始まっています。
任天堂のオンラインストア「My Nintendo Store」では予約が1月23日からとなっていました。

My Nintendo Storeとは

「My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)」は任天堂の会員制度「My Nintendo」の会員になることで利用可能なオンラインストアです。

マイニンテンドーストアではNintendo Switch本体のカスタマイズが可能になっていました。具体的には左右のJoy-Conやそのストラップのカラーなどが変更可能で家電量販店では注文できない色を予約することができました。(例:左右のJoy-Conをどちらもネオンブルーにするなど)

その他にもゲームソフトの限定バージョンの販売や本体とゲームを同時に注文することによってポスターセットが貰えるなどストアのみ特典が用意されていました。本体カスタマイズを含め、それらの限定品の販売開始はどれもオープン日の23日に集中しています。

事態の経緯

1月13日にSwitchの価格など詳細が発表がされ、同日には任天堂の公式記事としてストアのオープンが明らかになりました。

>> 「マイニンテンドーストア」1/23(月)にオープン!色がカスタマイズできる「Nintendo Switch」や『ゼルダ』DELUXE版など限定商品の予約受付も!

1月21日には家電量販店などでの予約が開始、通販サイトではSwitchの販売ページがアクセス過多によりダウンしたり、在庫があっという間に無くなるという現象が発生しました。23日のストアでの販売でも同様の現象が発生するのではと予想されました。そして、、、

1月23日の午前9時にはストアがオープン。同日午前0時、8時にはオープン前にも関わらずアクセスが殺到し、繋がりにくい状態になっていました。今になって思えばこの時点で任天堂は何らかの対策を講ずるべきだったのかもしれません。

午前9時のオープンからストアへのアクセスは殺到、エラー表示ばかりがされ、肝心のストアページのアクセスが非常に困難な状態となりました。そのような状態が終日に渡って続くことになります。

そして、同日の午後22時40分頃には今までのエラー表示とは文章が変わり、『発売日お届け分の「Nintendo Switchカスタマイズ本体」の予約受け付けは終了しました』との表示がされます。この表示に切り替わる数分ほど前に本体が完売してしまったことが分かります。

ちなみに、オープンした午前9時からSwitchの在庫が無くなる23時前まで、確認できる範囲では任天堂から何らかのアナウンスは一切ありませんでした。

エラー表示に現れたニン・ゴジラ

23日午前9時のオープンからストアで表示されていのたがタワーと怪獣の画像です。
同日のTwitterなどでは怪獣がゴジラにみえることから、昨年公開された映画「シン・ゴジラ」をもじって「ニン・ゴジラ」と呼ばれ、話題になる現象も発生しました。

この表示はGoogleのwebブラウザ「Chrome」がインターネットに接続できない時のエラー画面に出てくる恐竜のパクリでしょう。

今回の事態の問題点

1.ストアへのアクセスが殺到したことによって、エラー表示ばかりされ、ストア自体のアクセスが非常に困難になった

2.ストアで本当に買いたい人達がSwitch本体やゲームソフトを購入することができなかった

3.オープン時からアクセスが困難にも関わらず、23時前のSwitchの在庫が終了したという表示まで、公式から一切のアナウンスが無かった

4.遊び心が裏目に出たエラー表示

5.あまりにもお粗末な販売手法

1は今回の根幹を為す問題です。買おうと思ってもそもそもアクセスができない状態のため、諦めようにも諦められずアクセスできる時を待つしか購入希望者が取れる行動はありませんでした。

2は1と連動する問題ですが、終日に渡りアクセスが困難な状態が続き、23時前には在庫が無くなったために買いたくても買えなかった人が多く発生したことです。
23日のストアでの注文一本に絞っていた購入希望者は他の店舗での購入もまた困難になっていることも副産物として出てきた問題です。

3は企業の対応として目を疑いたくなりますが、これによって一番困ったのは購入希望者です。アナウンスが無いためいつになれば正常にアクセスできるのか、普通に買い物ができるのか、在庫がどのくらい残っているのかなど何も分かりません。そして、情報が入ったのは在庫が無くなってから、それも任天堂の公式Twitterアカウントなど情報伝達媒体ではなく、エラー表示のついででした。

4はその他の複数の問題です。エラー表示を怪獣のようなイラストにするという遊び心によってTwitterで話題となりましたが、それによってストアの商品を買う気が無い野次馬も呼び寄せてしまいました。しかもそれはアクセスが殺到している最中にです。

5は販売手法について。発売日を23日にしたことによってストアでの購入一本に絞っていた人が他の店舗でも購入が難しくなるという自体が起こりました。これがもし、一般予約日の21日よりも前、もしくは予約日が逆であれば、ストアで購入できなかった人が通常の家電量販店で予約するということもできたでしょう。
さらに、Switch本体とゲームの限定バージョンを同時に予約解禁したこともアクセス過多になった原因です。

任天堂はどうすれば良かったのか?

・23日の予約解禁日にアクセスが集中していることがわかっているはずなので、想定よりもサーバーを増強する。

これには色々な意見があるかもしれませんが、結局はここに行き着くのではないでしょうか。
いくら増強されていたとしても、まともにアクセスができない時点で利用者からすれば増強されてない状態と変わらないでしょう。
たった一日のためにサーバーを強化するのはコストが掛かるという考えもできますが、それもあくまでも任天堂側の理屈であり、アクセスできなかった人達はそこまで考慮する必要性はありません。

・Switch本体とゲームソフトの限定版の予約日をズラす

これによってアクセスを少しは緩和できたのではないでしょうか。なぜ少しかというと本体とソフトを同時に購入する層も相当数いるからです。しかし、どちらかだけ欲しい層を分離することはできたのではないでしょうか。

・ストアにアクセスが困難になっているという状況をTwitterの公式アカウントなどできちんとアナウンスする。

これは当然だと思うのですが、今回はそれが無かったため挙げました。

・アクセスが困難になっている時点で予約の受付を停止し、後日抽選など異なる処置をする

アクセスが正常な状態では無いのだからその時点で予約受付を停止し、後日異なる販売方法(希望者から抽選など)を取るといったことも可能だったのではないでしょうか。

・エラー表示をイラスト無しの文章だけにする

エラー表示を怪獣のようなイラストにしたことによってTwitterなどで話題になり、ストアの商品を買う予定の無い人まで見にきたことにより、余計にアクセスが増え、本当に買いたい人が入れないという状況を招きました。
遊び心があるのは任天堂らしいと言えますが、真剣に商品を購入したいという人にとっては不要でしょう。

任天堂が実際に取った対応

1月25日、任天堂から正式なアナウンスがありました。

>> マイニンテンドーストアのアクセス障害に関するお詫びと『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 VALENTIA COMPLETE』の販売方法変更および予約開始日延期のお知らせ

内容はアクセス障害に関するお詫びと1月27日に予定していた数量限定商品であるゲームソフトの販売方法の変更です。

ここで今回は本記事と関係あるマイニンテンドーストア部分について抜粋引用いたします。

2017年1月23日(月)にオープンしましたマイニンテンドーストアにおきまして、想定をはるかに上回るアクセスにより、多くの方に長時間ご利用いただけない状態となり、Nintendo Switchなどの商品をお買い求めのお客様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

これによると、あくまでアクセス障害はサーバーの増強不備や販売手法ではなく、ストアの商品を求めにアクセスした人達が原因ということのようです。
また、ゲームソフトの方は販売方法を変更するようですが、既に注文を受け付けたSwitch本体などについては特にコメントが無く、購入できなかった人に対する救済措置は無いようです。

オープン日にアクセスが非常に困難な状態のまま、Switchの在庫が無くなるという現象が起きたのは、カスタマイズしたカラーのSwitchを買おうとしていた人に対して不誠実極まりないのではないでしょうか。

今回の任天堂の対応についてはとても残念な結果となりました。しかし、子供にも安心なゲーム会社という誠実なイメージを持つ任天堂のことです。きっと、今後、Nintendo Switchの発売の3月3日までにはなんらかの対応策を打ち出してくれるのではないでしょうか。

当サイトでは今回の件について、任天堂に問い合わせを行う所存です。こちらの結果も出次第、記事に致します。

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