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Google Play Musicのクラウド保存機能をレビュー。FLACなどの大容量ファイルを持っている場合に知っておきたい使い方

time 2015/09/06

google-play-music

先日、ついに日本でもサービスが開始されたGoogle play music。
この記事ではGoogle Play Musicで利用できるサービスの中でも手持ちの楽曲をオンライン上に保存できるクラウド保存機能について解説していきます。
ファイル容量が大きな可逆圧縮形式のFLACで同サービスを利用する際、アップロードにかなりの時間がかかるという点が見つかったのでその解決方法についても案内します。

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なんと無料で5万曲保存可能!

gpm-collection

昨年、iTunes MatchというサービスがAppleから提供開始されました。
iTunes Matchは手持ちの音楽をiCloudに保存できるオンラインストレージ機能とそれをストリーミングで再生できる機能が一体となったクラウドサービスです。
著作権などに厳しい昨今、ついに日本でもローカルに保存してある楽曲をクラウド上にアップロードし、ストリーミングで聴くことができるのか!と喜んだものです。

itunes match

前述の通り、Google Play Musicでも同様のクラウド保存サービスが利用可能。iTuns Matchでは年間登録料として3000円を支払う必要がありましたが、Google Play Musicではなんと無料で利用可能なのです。

曲のアップロードの仕方

google-play-music-upload

曲のアップロードはパソコンから。
PCから利用する際のアプリケーションとして、Chromeアプリである「Chrome 版 Google Play ミュージック」とネイティブアプリである「Google Play ミュージック マネージャ」が用意されています。
ヘルプにはchromeをお使いの方は「Chrome 版 Google Play ミュージック」をお使いくださいと促されますが、両方使った上で「Google Play ミュージック マネージャ」のほうが優れていると感じました。

「Chrome 版 Google Play ミュージック」ですが、まず第一にChromeを開くだけでメモリの消費量が多いです。

chrome-gpm_mater

またアップロード中はどの曲をアップロードしているかの表示が無い上、アップロード中の曲数があまり増えないこともあり、アップロードの進行具合が分かりづらく心配になることも。このサークルをクリックしても「最近追加した曲」のページに行くだけです。また、全てのライブラリがスキャンされず、全楽曲の半分くらいしか表示されなかったりと、少々動作に不安が残りました。
これは筆者のPCスペックが低いこともあり、後ほど要検証の必要性があると感じました。

一方、「Google Play ミュージック マネージャ」はメモリの消費量もChromeに比べ少なく、曲ごとのアップロード進行度も確認できるため安心できました。

google_play_music_uploadapp

画像はplayミュージックのみを開いたChromeと「Google Play ミュージック マネージャ」、Windowsのタスクマネージャーです。
Google Playミュージック側の進行度合はブラウザ画面左下の追加済みとなっているところ。サークルの周りのメーターが全体の進行度を表しています。ミュージックマネージャでは曲ごとの進行度が%表示され、全体の進行度もメーターで表示されています。

アップロードする際に気をつけたいことは、曲名、タグなど同じであっても違うビットレートのMP3ファイルはアップロードされますし、同じ曲のMP3ファイルとFLACファイルも両方アップロードされるということです。
純粋にハッシュ値で区別をしているようなのでアップロードするファイルの重複には気をつけたい所です。
ちなみに、後述するファイリング機能の対象であるストア上で販売されている曲においても同様に重複してライブラリに追加されてしまいます。

Google Play Musicの対応形式は?

file-pattern

対応形式については

サポートされているファイル形式 サポートされているファイル形式についての注意事項
MP3(.mp3)
AAC(.m4a) ファイルは同じビットレート(音質)の .mp3 ファイルに変換されます
WMA(.wma) Windows 版ミュージック マネージャを使用してアップロードできます(Chrome 版 Google Play ミュージックではアップロードできません)
FLAC(.flac) 16 ビット/24 ビットのモノラルまたはステレオのファイルがサポートされています
ファイルは 320 kbps の .mp3 ファイルに変換されます
OGG(.ogg) ファイルは同じビットレート(音質)の .mp3 ファイルに変換されます
DRM 保護された AAC(.m4p) 一部の .m4p ファイルはアップロードできません
ファイルは同じビットレート(音質)の .mp3 ファイルに変換されます
ALAC(.m4a) 16 ビットのファイルがサポートされています
ファイルは 320 kbps の .mp3 ファイルに変換されます

WAV(.wav)、AIFF(.aiff)、RA(.r)などの一部の形式の音楽ファイルは、ミュージック マネージャや Chrome 版 Google Play ミュージックを使用してライブラリにアップロードすることはできません。

Google Play ミュージックでサポートされているファイル形式

主要な形式はすべてサポートされているのではないでしょうか。
HDDなどストレージの大容量化に伴い、FLACで音楽を保存している人も多いと思います。
しかし、このサービスを使っていく中で、MP3以外の形式ではMP3と比べるとアップロードに時間が掛かることが判明しました。
そこで実際に検証した所、MP3とそれ以外ではアップロードに倍近くの時間が掛かる模様です。

検証:アップロード時間の違いは?

どれほど違うのかを調べるため、同じシングルCDをMP3,WMA,FLACの3つの形式を「Google Play ミュージック マネージャ」でアップロードしてみました。
計測方法はアップロードをクリックしてから、「アップロードが完了しました」の表示がされるまでです。

Core 2 Duo E8400 memory:4GB  i7-3770 memory:16GB
形式 容量 かかった時間
MP3 23.3 MB 37.44 33.00
WMA 23.5 MB 1:22.74 48.63
FLAC 137 MB 1:28.44 57.98

MP3以外の形式ではファイル容量に関わらずアップロードにかかる時間はほとんど一緒のようです。
また、エンコード時間はPC依存であることがわかります。

今回、アップロードしたのは5曲と少ないのでそこまでの差は出ませんでした。
しかし、一度にかなり多くの曲をアップロードする場合は高性能なCPUを搭載したPCでも時間がかかります。それは「Google Play ミュージック マネージャ」ではエンコード、アップロードの同時進行が2つまでのためです。
スレッド数が4以上のCPUを搭載したPCをお使いの方は別途エンコードソフトでMP3に変換してからアップロードした方が早く済むかと思われます。

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ちなみに今回のテストにおいて筆者はxrecodeIIというフリーのオーディオ変換ソフトを使いました。

一度、手持ちの音源を全てアップロードしてしまえば、今後インポートするものはそのままアップロードしてもそれほど時間は使わないでしょう。

しかし、気をつけてもらいたいことが一点あります。
先ほど、ファイルの重複について書きましたが、今後インポートするファイルはこれまでのフォルダとは別のフォルダに保存することをおすすめします。
それはMP3の変換先(インポート用フォルダ)に元の楽曲が存在するフォルダ(FLACなどMP3以外の形式のファイルが元々あったフォルダ)を指定してしまうと、ファイルが重複してしまうためです。

Google Play Musicを格安SIMでも使ってみた

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また、今回、格安SIMでストリーミングを試してみました。
使用した格安SIMはOCN モバイル ONE
です。
低速モード(200kbps)でも最初の読み込み時間はあれど「設定:高」でも再生できました。
ただ、この時speedtestで測ってみたところ1Mbps近く出ていたので低速モードでの再生という点においては参考にはならないでしょう。

何度か再生した中で途切れることもあったので、この件については回線が混みあう昼頃などにも検証し、追記していきます。

追記:昼間、speedtestで200kbpsの計測結果が出ている時に試してみたところ「設定:高」でも再生ができました。
たまに止まることがありましたが、アプリを再起動した所、問題なく再生できたので200kbpsの低通信速度でも問題はないようです。

MVNO(格安SIM)を挿したスマートフォンやタブレットではアプリを起動したら、まずやっておいた方が良い設定があります。
それは設定から「音楽をキャッシュ保存」のチェックを外することです。
キャッシュ保存を設定していると、容量が膨れていく上に、回線の帯域をその分使用するため、格安SIMなどでは向いていません。しばらく設定していた所、再生中のアルバムの別の曲までどんどんキャッシュしていました。




再生に関して、PCではGoogle play Music上、スマートフォンやタブレットではGoogle Play musicのアプリを使えばすぐに楽曲の視聴ができます。

また、認証できる端末数も10台と多くの方には十分でしょう。10台ということで家族と共用しようと考える人もいると思いますが、同時に再生できる端末数は一台までという制限がありますので気をつけてください。

google_play_music_servercopy
その他、驚いた点としてGoogle Play Musicのクラウドサービスはストアで販売されている楽曲はアップロードしなくともクラウドにファイリング、販売されていない楽曲のみを手持ちから補完するというものです。

当初、手持ちの曲をクラウドに保存するだけだと思っていたので、ここまでやってくれるのかと驚きました。
Play music上で販売されている中で一致しない曲は少々ありましたが、ほとんどが一致、大してアップロードすることなくクラウド上に保存されました。

今回、一通りの機能を利用して、音楽好きの方にはぜひ利用してみて欲しいサービスであると感じました。

> Google Play Music

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